こんばんは。ひと休み(@hitoyasumi01)です。
15日に祖父が亡くなった知らせを受け、17日、18日で通夜・告別式に行ってきました。
福島県会津若松市は桜が満開でした。(写真は『八重の桜』で使われた石部桜です。)


12月頃、弱りゆく祖父に会いに行った時に「必ず花見をしよう」と約束をしていました。
そして会津の桜が満開になった時、祖父は旅立ちました。
ちゃんと約束を守ってくれたのかなと思います。
荼毘に付された祖父を抱え、斎場を後にする時、咲き誇る桜に祖父の面影が重なってしまいました。
前置きが長くなりましたが、今回も美味しいかったワインをご紹介したいと思います。
ロック ド リュサック
帰る時に会津の酒屋で購入したワインです。

ロック ド リュサック 2014
このワインはサンテミリオン地区のワインです。
使用品種はメルロー主体にカベルネ・ソーヴィニヨンとカベルネフランをブレンド。
サンテミリオン地区の中でAOCリュサック・サンテミリオンとしてその品質を保証されています。
フランスの有名な河の一つ、ドルドーニュ川の右岸に位置するサンテミリオン地区のワイン。
土壌は粘土質と石灰質が特徴的な産地です。AOCサンテミリオン地区の上部に位置しています。
サンテミリオン地区ってごちゃごちゃしていて正直、よく覚えられないんですが、AOCサンテミリオンの上にAOCモンターニュサンテミリオンがあり、その上がAOCリュサックサンテミリオンとなっています。笑
ドルドーニュ川の右岸は前述したように粘土質と石灰質が大きな特徴ですね。砂利質な土壌が特徴なグラーヴ地区とは大きな違いです。
飲んでみた感想
外見


輝きがあって、艶もあります。
粘性はサラリとしています。
濃淡に関しては濃いですね。カベルネ・ソーヴィニヨンやマルベックと比べると淡い印象はありますが。いかがでしょうか。
香り
甘草の香りがはっきりとわかります。少し言い方が好ましくないかもしれませんが、生薬や漢方薬のようなニュアンスを感じなくもない・・・笑
果実は熟したプラムのような印象。
そして、スパイスが効いた香りです。
飲むのが楽しみになるような香りです。そそられます。
味わい
口に含んだ時の第一印象は「まろやか」でした。
収斂性が強く、アタックの強いワインを比較的多く飲んでいるので、若干物足りなさを感じましたが、そんなのは束の間。
優しい果実味ときめ細やかなタンニンの存在感が口の中を支配します。強欲な感じではないが、しっかりしたワインという印象を受けます。
メルローらしさが顕著に出ているワインというのでしょうか。
それとも、サンテミリオン地区のワインの特徴なのでしょうか。
上品な味わいを楽しめるワインです。安ウマです。旨安です。
サンテミリオン地区のワインを比較的に安く飲んでみたいという方にオススメできるワインかと思います。
神の雫的な表現
慈しみの心を持つエリートのようなワイン
上品な味わいはどこか近寄り難さを覚えますが、慈悲の心を持ち、部外者を排除しない広い心を持つエリート・・・笑
私はサンテミリオン地区のワインをあまり飲んでこなかったので、初心者なわけですがプライドの高そうなサンテミリオン地区のワインでも十分楽しめるワインです。
少年野球を指導するお兄さんみたいなワインと言っておいた方が的を射ているかもしれませんが、時間をかけて捻り出したので最初のやつも残しておきます笑
ひと休みポイント
1,400円のワインに対して
基準点 50/50
味わい 18/20
香り 11/15
全体の質 7/10
外観 4/5
90/100
1,400円でこの味わいを楽しめるのはとってもありがたいことですね。飲んでみて「こりゃ美味いな!」と素直に驚いたので90点にしたいと思います。
まとめ
今日はサンテミリオン地区AOCリュサックサンテミリオンのロックドリュサック2014を紹介しました。
大きな酒屋じゃないとなかなか見つからないと思いますが、見つけた際はぜひ飲んでみてください。
私も元気が出てきたのでこれからも頑張っていこうと思います。
健康第一で体には十分気をつけていきましょう。
最後まで、読んでいただきありがとうございました。
ひと休み
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