こんばんは。ひと休みです。
突然ですが、ワインはとても魅力的なお酒だと思います。
目で見て、香りを感じ、味わう。
ワインの楽しみ方はただ飲むだけじゃなく、五感をフル活用して楽しむことができるところだと思います。
とは言ったものの、なかなか「五感」をフル活用させること容易ではありません笑
今日はワインテイスティングについて、一緒に勉強していきましょう。
ワインのテイスティングとは
ワインには様々な特徴があります。
ワインの色の濃さ、香り、醸造方法などによって個性は表れます。
テイスティングすることはその個性を確認して、どういうワインなのかを知ることが目的です。
私は現在、ワインエキスパートの資格を目指しているためテイスティングスキルを磨く必要があります。
資格を目指さなくても、テイスティングスキルがあるとワインをよく知ることができるため、ワインの楽しみ方が変わりますよ(^ ^)
基本的には外観を眺める→香りを確認する→味わいをみるという流れで行われます。
視覚・嗅覚・味覚・触覚で感じ取れるワインの情報を分析し、どんなワインなのかを検証することがテイスティングの目的となります。
外観を見よう
なぜ、外観から調べるかというと視覚は万人に共通だからです。
味わいや香りは人によって微妙に異なりますよね。
したがって、まずは外観から捉えて、客観的な情報を軸としてテイスティングを掘り下げていくのです。
ポイントは色合い、濃淡、エッジ、粘性の4つです。

色合い・濃淡
品種によって、色合いは大きく異なります。どんな品種を使っているのかを知った上で色を確認します。
初めて注目するという方は、カベルネ・ソーヴィニヨンで造られたワインとピノ・ノワールで造られたワインの色合いを比べてみてください。
紫がかった赤なのか。オレンジがかった赤なのか。色調シートと比べてみるとわかりやすいですよ!
色の濃淡に関しては、下にターゲットを敷いています。

ターゲットが見えなくなるくらい濃いのか。それとも透けて見えるのか。
ターゲットを敷くことでワインの濃淡が判断できるようになります。
粘性
ワインを傾けて、元に戻した時にグラスの側面にワインの雫が落ちていきます。これを「レッグス」「涙」と言いますが、何本もゆっくり落ちる場合は粘性が強いと判断できます。
粘性が強いということは
- アルコール度数が高い
- 残糖量が高い
- グリセリン(甘みと粘り気がある液)が豊富
であることが分かります。
例えば、残糖量が高いということは、「酵母が糖を食べきれていない=熟成が進んでいない」と考えることができます。
このように1つ1つの要素からワインの状態を確認することが出来るんです。面白いですよね。
エッジ
ワインの縁をみるとはっきりしているものや、ぼやけているものなど種類が分かれます。
ここでは品種の影響や、醸造の影響が表れるところです。
色々な品種によってエッジの特徴があるので、ワインを飲む都度写真などにとって比べてみると分かりやすいですね!
ワインを比べてみよう
さて、実際にワインを比べてみると一目瞭然です。

過去に飲んだ2つのワインです。2つはまず品種が異なります。
左側がメルロー主体。右側がガメイです。
このように、2つのワインを比べてみると違いがはっきり分かるので、品種の特徴などが覚えやすくなります。
まとめ
今日は外観に絞って、テイスティングポイントを学びました。
外観だけで様々な情報を得ることができるんですね。
ワインの奥深さを知るには視覚的な情報も大切というわけです。
次回は香りについて勉強していきたいと思います。
読んでいただきありがとうございました。
ひと休み
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