こんばんは。ひと休みです。
EUとEPA協定が結ばれ、輸入ワインが安くなるという話がチラホラ。
そもそもEPA協定とはどういうものでしょうか。
ただ「輸入ワインが安くなる」という情報だけでは手放しで喜べませんよね。
EPAとは
Economic Partnership Agreementの略で、日本語だと経済連携協定と言います。
経済の取引をよりスムーズに行うために、関税の撤廃や人や物資の移動、さらに貿易の自由化を進めて、国際間の連携していこうというもの。
EUとのEPAは2月1日から発効が予定されています。
発効後は日本側が94パーセント、EU側が99パーセントの関税撤廃が約束されているため輸入品が安くなるというわけですね。
っていうことは輸入ワインも安くなるんですね!
も、もしかして、5大シャトーも安く飲めるの!?
高級ワインには影響ない
実は高級ワインにはほとんど影響がありません。
現状の関税は12%か125円/ℓのどちらか安い方で掛けられますが、EPA発効後はそれが撤廃されます。
750㎖のボトルに対しては、関税が93円より高くなることはありません。
安いワインも高級ワインも変わらないのです。
つまり、何十万もするワインが安くなると言っても雀の涙程度。
とほほ。。。。
が、しかし
逆に言えば、安いワインに対しては結構恩恵があるということです。
例えば、500円のワインが407円(500円ー93円)になりますし、1,000円のワインも907円(1,000円ー93円)になりますからね。
とはいえ、正直1,000円以下のワインについては、ワインらしさを感じることが少ないので、安くなったとしても、あんまり嬉しくないのが本音です。
チリワインを注目しよう
注目すべきはチリです。
チリとは2007年にEPAを結んでおり、2019年4月以降関税を撤廃することとになっています。
現状、チリとの関税は1.2の税率がかかっていますが、それが0になる。
つまり4月1日以降、チリワインはもっと安くなります。
この流れを受けて各スーパーはワインの売り場の拡大を計っています。
成城石井もワインへの注目度が高まるとして売り上げ上昇を見込み、品揃えを充実させるようです。
楽しみになってきますね。
このブログではこれまであまりチリワインに触れてきませんでした。
今後、注目が増すチリワインについてレビューをしていきたいと思います。
ひと休み
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