こんばんは。ひと休みです。
ワインのエチケット(ラベル)ってかっこいいけど、読めませんよね笑
まず、フランス語分からないし。
大学で第二外国語を「中国語」に選択したこと、結構後悔しています。
「こんなにワインにハマるならフランス語にしておけば良かった」と常日頃思っております。笑
しかし!
フランス語、イタリア語が分からないとワインが飲めないのか!と言うとそんなことはありません!
今日はワインを選ぶとき、最低限ここだけは見ておこうというポイントを説明いたします。
エチケットには情報がたくさんある
ワインのラベル(通称エチケット)にはワインについての情報が盛りだくさんです。

概ねワインのエチケットに書かれていることは
- ヴィンテージ(造られた年)
- ワインの銘柄
- 造り手
- 産地名
- 原産地
- アルコール度数
これらの情報が記載されていることが多いです。
情報量が多いくせに、なんて書いてあるか分からない。笑
よくあります。
さて、写真をご覧ください。
この写真を見ると2013年が造られた年だと分かりますね。
銘柄は銘柄はハートマークの中の文字(サン・テステフ・ド・カロン・セギュール)になります。
次は産地を見ていきましょう。
産地はどうやってわかるのでしょうか
ポイントは簡単
APPELLATION 〜 CONTROLEE
この表記を探してください。
「〜」に産地が入ります。この写真を見ると確かに「SAIN-ESTEPHE(サンテステフ)」が産地ということになります。
実はAPPELLATION~~~~~CONTROLEEという表記とっても価値のあるワインということの現れなんです。
〜の産地で作っていることはもちろんなんですが、この形で表記できるのは格付けとして、その産地を名乗るのに必要な条件をクリアしたワインであり、産地を名乗るのに相応しいとされたワインなんです。
つまり、このワインは「SAIN-ESTEPHE(サンテステフ)」と名乗れる条件をクリアしたワインということになります。
〜の所には地域、村名、畑が入ります。
APPELLATION Bordeaux(ボルドー)CONTROLEEもあり。APPELLATION Medoc(メドック)CONTROLEEもあり。
産地が細かいほどワインの格が上がります。そしてワインの値段も高くなります。
ワインのエチケットを見るときはこの「APPELLATION〜CONTROLEE」という文字があるか確認してみましょう。
ちなみに読み方はアペラシオン〜コントローレと読みます。
格付けは厳しい
格付けはワイン法によって定められています。
ワイン法は1935年に産地のブランドを守るために「AOC法(原産地呼称統制法)」が制定されています。
使ってもいいブドウの品種や、アルコール度数、醸造方法や熟成条件までも細かく制定されているのです。
このようにして品質を守っているというわけです。
これらを守れたワインはその産地を名乗れ、国のお墨付きワインとして市場に出回ることができるのです。
格付けに恥じないよう、プライドを持ってワインを造っています。
新世界のエチケットはわかりやすい
エチケットも様々です。
アメリカなどの新世界はブドウの品種を記載することが多いです。
フランスやイタリアなど旧世界は見づらいエチケットが多いですが、アメリカやチリなどは見やすいエチケットが多いです。
新世界は品種を重視しているため、どのブドウを使ったワインなのかがわかるようになっています。
品種で飲み比べたい時などは新世界のワインを買うといいかもしれません。
まとめ
エチケットを読み解くにはある程度の慣れが必要です。
ただし、ポイントを掴めばどんなワインなのかが分かるようになります。
産地はしっかりチェックするようにしましょう。
産地や造り手を把握すると、同じ産地、同じ造り手のワインを飲んだ時に共通点を見出すことが出来ます。
ワイン選びの指標にもなりますので、少なくとも産地は毎回確認するようにしましょう。
少しでもお役に立てれば幸いです。
ひと休み
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