こんばんは。ひと休みです。
ワインを購入する時、国別に分かれている売り場がほとんどですが、「品種」が書いてなかったり、どんなワインなのかを分からずにジャケ買いした経験はありませんでしょうか。
今日、ワイン法「AOC」の基本を捉え、今後ワイン選びをするときの役に立てればと思います。
AOCとは
AOCとはワイン法において、国がその産地の品質を保証するものです。
なぜこんなことをするかというと、過去に有名なワインの銘醸地で状態の悪いブドウやテキトーに作ったワインを、高く売ったりする蛮行が増え、産地の名誉を守れと言わんばかりに使っていい品種や熟成の条件など、事細かにルール付けしたのです。
ルールをクリアしたワインだけがその産地の名を名乗れるという形にしたのです。
AOCとはアペラアシオン・ドリジーヌ・コントロレと呼びます。
Appellation d’Origine Controleeと書きます。
産地はドリジーヌのところに入りますよ。
このAOCと表記されるだけで抵抗がある方も多いのではないでしょうか。
AOCが意味するところは原産地統制規制法といって、「その産地を名乗っていいのは、その産地で作られたブドウだけ」というように厳しい決まりの数々を作ったのです。
質の高いワインかどうかがわかる
AOCとして名乗れるためには厳しい条件をクリアする必要があります。
つまり、AOCとして名乗っている以上、品質の悪いワインは存在しないと言えます。
たとえば Appellation Margaux(マルゴー)Controleeと書いてあれば、マルゴーのワインだとわかります。「マルゴーを名乗っていいワイン」と認められたワインということです。
また、生産地の地域がより狭くなる分、品質・定価が高くなると言えます。
ボルドーよりメドックの方が範囲が狭い分、品質ももちろん高い基準が求められます。
メドックよりマルゴーの方がより範囲が限定されるので、さらに厳しい条件をクリアしなくてはなりません。
まとめ
AOCはその産地のワインの品質を保証するという面がありましたね。
そして産地の範囲が狭いくなる程、ワインの格も高くなり当然値段も上がります。
最初は難しいかもしれませんが、が、ボトルを眺める習慣をつけていけば、必ず読み解き方がわかってくるでしょう。
ぜひ、AOC表記を探し、ワインを楽しんでください。
ひと休み
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