こんばんは。ひと休みです。
「ミネラルを感じる」というテイスティングコメント見たことありませんか?
ワインを購入する時や広告などでミネラルって単語を頻繁に見かけると思います。
いつも思います。「ミネラルって何?」と。先日、ヴァン・ド・フランスのワインを飲んでミネラルについて軽く触れましたが、イメージしにくい表現だと思います。私自身、正直ミネラルについて理解できていないと思います。
ミネラルってマグネシウムやカルシウム、そして鉄など人間にとって不可欠なものです。色々な食材から摂取しているけれども、イメージし難いものです。
今日は私なりのミネラルの解釈・認識についてお話ししたいと思います。
ミネラルウォーターを飲む
まず、ミネラルと聞くとミネラルウォーターを思い浮かべる方は少なくないと思います。
ミネラルウォーターはミネラル成分が1リットルに含まれる量(硬度という)によって、硬水と軟水に分けられます。
ミネラルを実感するには硬度の高いミネラルウォーターを飲むのが手っ取り早い!ってことで、購入しました。

コントレックス。硬度の高いミネラルウォーターです。
早速飲んでみました。
・・・・ゴクリ。
・・・・ゴクリ。
んん。変な感じ。味はありませんです。味はないけれど、水が重たい感じがします。何より飲み込むことにエネルギーを使う感じ。どこか鉄っぽく存在感が強い水です。蛇口を捻ってグビグビ飲みたい水ではありません笑
なるほど。もし、このニュアンスがミネラルの特徴であるならば、口に含んだ時、飲み込んだ時に存在感が強いワインということになるでしょうか。味や香りには出てこないけれども、どこか鉱物っぽいニュアンスがあるワインということでしょう。
ワインのは「甘味」「酸味」「アルコール」「渋味(赤ワインの場合)」の3つ(4つ)の要素から味わいが成り立っています。
ミネラルはどれにも属していません。つまり、これらの要素以外からミネラルを捉えることを意識することが必要になってきます。
ブドウが育つ土壌がミネラルを生む
ミネラルを捉えるためには土壌を理解することが必要です。地質(石灰岩地質や花崗岩地質など)にはそれぞれミネラルの含有量が違います。つまり、ミネラルを多く含んだ土壌で育ったワインは、よりミネラル感が豊かなワインになりやすいということになります。どういう地質だとどういうニュアンスのワインになるかを意識することが大切です。
土壌・地質の異なるワインを飲み比べる
私はまだ、テロワール(環境)を理解できるほどのテイスティング能力はありません。しかし、土壌・地質の異なる地域で作られたブドウはワインになった時、何かしらのメッセージがあると思います。そのメッセージを理解するためにも、土壌や地質が違うワインを飲み比べてみましょう。
とっても難しいミネラル。一緒にミネラルを捉えられるようワインを楽しみましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ひと休み
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